床下に関しては、下の図のように、床下内も断熱するか、先のページの図のように床上だけにに断熱を行うかで施工はかなり変わってきます。
床下内も断熱材で保温する場合、コンクリート基礎外周回りに断熱材を施工します。基礎コンクリートが地熱を蓄える蓄熱材となりますが、土台に防腐材、防虫剤の施工は出来ません。床下の空気は室内空気と同じと考えますので、これらの床下に散布した薬剤は蒸発すれば、長期的には人間も吸い込む危険性がある為です。
基礎コンクリートを蓄熱材にする場合薬剤処置は不可能です。外部と床下内が遮断されているため虫害は発生しないともいえますが、こういった場合、基礎はベタ基礎にしないと土からの湿気も室内にたまることになり、また手の届かない床下は掃除も不可能なため埃のたまる事となり、居室に通気させた場合、床下にたまったほこりが空気中に舞えば部屋内に入った埃を人間がすうことになります。
考え方次第ですが、地熱を利用しない設計の場合、先の図のように床下は通気させ、人間のいる環境のみ空調を効かせた方が、埃の侵入がなく掃除が楽だと思われます。
基礎コンクリートを蓄熱材にする場合薬剤処置は不可能です。外部と床下内が遮断されているため虫害は発生しないともいえますが、こういった場合、基礎はベタ基礎にしないと土からの湿気も室内にたまることになり、また手の届かない床下は掃除も不可能なため埃のたまる事となり、居室に通気させた場合、床下にたまったほこりが空気中に舞えば部屋内に入った埃を人間がすうことになります。
考え方次第ですが、地熱を利用しない設計の場合、先の図のように床下は通気させ、人間のいる環境のみ空調を効かせた方が、埃の侵入がなく掃除が楽だと思われます。
左記の図のようにコンクリート基礎を蓄熱材として利用する場合、立ち上がり基礎の外面に断熱材を取り付けます。しかし断熱材を土や外気から守る処置が必要となり、見えがかりとなるため表面に仕上げが必要です。外壁面よりも厚くしてでっぱらせることは難しく、見栄えも悪くなります。最近型枠パネルとして利用する断熱材もありますが、基礎工事での手間の増大は工費と工期の増大を招くことになりますから、採用例は少ないです。
また、床下材料に防腐剤等の処置は先述の理由からできません。
しかし、地熱を利用できて(室内空気温度の四季を通した平準化が期待できます)埃問題を除けば、温熱環境的には健康的です。
また、床下材料に防腐剤等の処置は先述の理由からできません。
しかし、地熱を利用できて(室内空気温度の四季を通した平準化が期待できます)埃問題を除けば、温熱環境的には健康的です。
左記の図1のようにコンクリート基礎を蓄熱材として利用しない場合には、立ち上がり基礎の内面に断熱材を取り付けます。
しかし、コンクリートは蓄熱層とはならず外部に面した基礎コンクリートから熱が床下へ伝わるため外部に断熱層をつけるものと比べると効果は期待しにくいです。この場合も床下材料に防腐剤も使用できません。
ベタ基礎を使用せず、布基礎で施工し、フーチングからの内面をすべて断熱材とすれば、断熱効果は上がりますが、ベタ基礎工法のメリットは得られなくなります。
(地盤の悪いところでもある程度の地耐力が得られる)床下のみをコンクリート土間も打てますが、断熱材の立ち上がりがある限り一体とはならず、
図2のように、工夫しても余計な工費がかかるということになります。
しかし、コンクリートは蓄熱層とはならず外部に面した基礎コンクリートから熱が床下へ伝わるため外部に断熱層をつけるものと比べると効果は期待しにくいです。この場合も床下材料に防腐剤も使用できません。
ベタ基礎を使用せず、布基礎で施工し、フーチングからの内面をすべて断熱材とすれば、断熱効果は上がりますが、ベタ基礎工法のメリットは得られなくなります。
(地盤の悪いところでもある程度の地耐力が得られる)床下のみをコンクリート土間も打てますが、断熱材の立ち上がりがある限り一体とはならず、
図2のように、工夫しても余計な工費がかかるということになります。
左記の図は、弊社で行っている床断熱です。上記の図1の土台より下の図床下は、蓄熱層として利用していません。
ここに床下の例・図1で出した根太転ばしによる床の断熱材2重構造で施工します。
床下の蓄熱層としての利用はできませんが、床下内は基礎パッキンの通気により、湿気が抜けるため従来のコンクリートベタ基礎と同じになります。
基礎などは従来通りの施工となり、土台の施工時に床断熱工事も行います。
ここに床下の例・図1で出した根太転ばしによる床の断熱材2重構造で施工します。
床下の蓄熱層としての利用はできませんが、床下内は基礎パッキンの通気により、湿気が抜けるため従来のコンクリートベタ基礎と同じになります。
基礎などは従来通りの施工となり、土台の施工時に床断熱工事も行います。